2008年09月05日
FP資格はないけれど①
FP(ファイナンシャルプランナー)の資格は持っていませんが、何度かに分けて資金調達について解説したいと思います。
今回は、返済方法について書きたいと思います。
今回は、返済方法について書きたいと思います。
借入金の返済方法に大きく分けて「元利均等返済」と「元金均等返済」があります。
話を単純にするため、「元利均等返済」と「元金均等返済」とも年利6%で1000万円の借入を行い10年で返済する例を考えてみます。
①「元利均等返済」
借入金の最もポピュラーな返済方法です。毎回の返済額が均等になるよう元金部分と利息部分が組み合わされており、元金部分は利息の減少に従って増加していきます。関数電卓やコンピューターを利用すれば公式から簡単に算出できますが、一般の借入者にとってはわかりにくいものです。
1年目の利息は60万円で、元金の75万8679円を合計して135万8679円を返済することになります。2年目は1年目の返済後の残高924万1321円の6%の利息55万4479円と元金80万4200円を合計してやはり135万8679円を返済することになります。
このように返済していくと10年後には借入金残高はゼロとなり、毎月の支払は111,020円、返済総額は13,322,400円になります。
②元金均等返済」
元金部分は返済回数による均等額を支払い、利息部分はその元金残高による利率(毎月払いは月利、ボーナス払いは半年賦利率)を乗じて算出し、その合計額を毎月の返済額とする返済方法です。借入金残高の減少にともない利息部分は減少しますが、元金部分は均等(一定額)に返済しています。
元利均等返済に比べて元金均等返済は当初の返済額が多くなりますが、返済総額では少なくなります。これは、元金部分の減少が元利均等返済に比べて早いため利息部分が全体として少なくなるためです。
しかし、元金部分の減少が早いということは当初の返済額が多いということで、そのため初期の負担が重くなることから借りにくいという欠点もみられます。また、元金均等返済の元金残高は算出しやすいという利点があります。なお、年利6%で10年間年間で初回の返済額は133,334円です(返済総額は10年間で13,025千円)。
2つの例示でみる限りでは元金均等返済のほうが得になります。
話を単純にするため、「元利均等返済」と「元金均等返済」とも年利6%で1000万円の借入を行い10年で返済する例を考えてみます。
①「元利均等返済」
借入金の最もポピュラーな返済方法です。毎回の返済額が均等になるよう元金部分と利息部分が組み合わされており、元金部分は利息の減少に従って増加していきます。関数電卓やコンピューターを利用すれば公式から簡単に算出できますが、一般の借入者にとってはわかりにくいものです。
1年目の利息は60万円で、元金の75万8679円を合計して135万8679円を返済することになります。2年目は1年目の返済後の残高924万1321円の6%の利息55万4479円と元金80万4200円を合計してやはり135万8679円を返済することになります。
このように返済していくと10年後には借入金残高はゼロとなり、毎月の支払は111,020円、返済総額は13,322,400円になります。
②元金均等返済」
元金部分は返済回数による均等額を支払い、利息部分はその元金残高による利率(毎月払いは月利、ボーナス払いは半年賦利率)を乗じて算出し、その合計額を毎月の返済額とする返済方法です。借入金残高の減少にともない利息部分は減少しますが、元金部分は均等(一定額)に返済しています。
元利均等返済に比べて元金均等返済は当初の返済額が多くなりますが、返済総額では少なくなります。これは、元金部分の減少が元利均等返済に比べて早いため利息部分が全体として少なくなるためです。
しかし、元金部分の減少が早いということは当初の返済額が多いということで、そのため初期の負担が重くなることから借りにくいという欠点もみられます。また、元金均等返済の元金残高は算出しやすいという利点があります。なお、年利6%で10年間年間で初回の返済額は133,334円です(返済総額は10年間で13,025千円)。
2つの例示でみる限りでは元金均等返済のほうが得になります。
Posted by 並福 乙餐 at 21:33│Comments(0)
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